
先日、大好きなアーティストが立て続けに二人も亡くなられてしまいました・・・。
一人は、ジャマイカ音楽史の中で偉大な功績を残された "Winston Riley" (ウィンストン・ライリー) 。
ジャマイカの60年代の音楽、スカやロックステディが好きな人なら皆大好きなコーラス・グループ "THE TECHNIQUES" (ザ・テクニクス) のオリジナル・メンバーであり、また1969年頃にはプロデューサーとして活動を始め "Techniques" (テクニクス) レーベルを興し、"DAVE & ANSEL COLLINS" (デイヴ・アンド・アンセル・コリンズ) の "DOUBLE BARREL" や、"JOHNNY OSBOURNE" (ジョニー・オズボーン) の "COME BACK DARLING" 等などレゲエが形になりだした初期の頃より数多くの名曲を制作、そして現在のダンスホール・レゲエにおいてとても重要なスタラグ・リディムを産み出し、特に80年代には様々な大ヒット・チューンを連発し続け一時代を築いたジャマイカ音楽史を語る上で絶対に外せない偉大なアーティスト。
ダンスホール時代の活躍が強烈過ぎて、どうしてもそっちに目がいくんですが、所謂ジャマイカン・オールディーズと言われるスカやロックステディ時代に残した楽曲、功績も本当に素晴しい物ばかりです。
1月19日に65歳で亡くなられたとの事です。
そして、アメリカのブルース、ソウル等のソウル・ミュージックを代表する歌い手の一人 "Etta James" (エッタ・ジェームス) 。
個人的によく聴く様になったのは2009年の夏頃に公開された、アメリカのブルース、リズム&ブルース系のレコード・レーベルChess Recordsを描いた映画 『キャデラック・レコード』を観てから。
それまではそんなに意識して聴いてなかったんですが、映画を観てからムチャクチャ好きになったというなんとも分かり易く影響されている訳ですが、まぁ所謂ソウル・ミュージックを知る人、そうでなくてもちょっとした音楽好きなら皆知っている様な偉大なアーティスト。本当にカッコいいです。
1月20日に73歳で亡くなられたとの事です。
本当に沢山の素晴しい音楽をありがとうございました。
遺された音楽を、これからもずっとずっと聴き続けさせていただきます。
ご冥福をお祈り致します。

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